鶴我裕子さん バイオリニストは目が赤い (新潮文庫) ★★★★☆

バイオリニストは目が赤い (新潮文庫)

バイオリニストは目が赤い (新潮文庫)

図書館にて。お父様の看病のため、病院でバイオリンを弾いたら、同じ病室の、「植物さん」と
命名している、植物状態のかたが、半身を起こし、顔を真赤にし歌い出した という文章には泣けた。
なんとなく、とてもよく分かる気がする。
電車で読みながら、半泣きしてしまう。なかなかの名著。