角田房子さん
先日、角田房子さんの「責任 ラバウルの将軍今村均」を読んだばかりだった。
今年の正月に亡くなったことを知る。
いっさい夢にござ候―本間雅晴中将伝 を初めて読んだ時の衝撃を忘れない。
今村均大将の話のなかに、角田房子さんのいとこの話が出てくる。近親者の話がとても泣けた。
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「閔妃(ミンビ)暗殺−朝鮮王朝末期の国母」など近現代史をテーマとしたノンフィクション作品で知られる作家の角田房子(つのだ・ふさこ、本名・フサ)さんが1月1日に死去していたことが12日、分かった。95歳。東京都出身。葬儀・告別式は近親者で済ませた。
フランス留学などを経て執筆活動に入った。綿密な取材、検証に基づき、甘粕正彦ら軍人や満蒙(まんもう)開拓団、ブラジル日系移民などをテーマにした作品を数多く発表。「責任 ラバウルの将軍今村均」で昭和60年に新田次郎文学賞、朝鮮王妃暗殺事件を追った「閔妃暗殺」で63年に新潮学芸賞を受賞した。このほか、「悲しみの島サハリン」「甘粕大尉」など著書多数。