空気人形 ★★★★☆
せつない。最初、要石を取られた感じで涙がじわっ。物干し竿にたまっている滴を手に取るところとか。そのあと、少しずつ冷静になった。というか、やなやつが多すぎ。 純一(arata)に至っては、きっとこいつは、空気を抜くなと思ったらその通りでむかついた。 しかし、空気をレンタルビデオ店で入れたときは、エロかった。 惑星ソラリス以来のエロさだった。 人種差別は大嫌いとはいうものの、韓国女性の大ファンになったことはなかったけれど、ペ・ドゥナの虜に
なってしまった。聡明そうだし、可愛いし。
総特集*ペ・ドゥナ 『空気人形』 を生きて
【インタビュー】
息をもらう、風になる 空気人形という生命の幸せ / ペ・ドゥナ [聞き手=宇野常寛]【対談】
ペ・ドゥナ、おそるべき女優魂 / 是枝裕和×山下敦弘【図版構成】
空気人形のいる世界
空気人形の見た世界 / 写真・文=ペ・ドゥナ
まあ、吉野弘の詩にもやられた。
http://www.kuuki-ningyo.com/index.html
生命は
自分自身だけでは完結できないように
つくられているらしい
花も
めしべとおしべが揃っているだけでは
不充分で
虫や風が訪れて
めしべとおしべを仲立ちする
生命はすべて
その中に欠如を抱き
それを他者から満たしてもらうのだ
私は今日、
どこかの花のための
虻だったかもしれない
そして明日は
誰かが
私という花のための
虻であるかもしれない
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今日は、阪急のICカードの切り替えをしてる間に、THIS IS ITを観る能わず。
ここ数ヶ月で2本の映画を映画館で鑑賞。ひょっとして今年はまだ5本しか映画を観ていないのか。数年前に比べればそれでも遙かにマシだけれど。