ナンダーリンの旅立ち

ravenna2009-11-22

ちょっと泣いてしまった。

http://cgi4.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=001&date=2009-11-21&ch=11&eid=13555
BS世界のドキュメンタリー アジアに生きる子どもたち「ナンダーリンの旅立ち」

タイの国境の町メーソットは、2008年にミャンマーを襲ったサイクロン「ナルギス」のために家や田畑、家族を失った人々が避難している。その中の一人、ティン・ナンダーリンはヤンゴン出身の16歳の少女。父は、以前デモに参加し、国を追われてきた。一家はアメリカへ亡命する手続きを始める。サイクロンの被害、タイへの避難、不自由な暮らし、アメリカ行きへの迷い…。ミャンマー避難民の実状を、少女の目を通して見つめる。
http://www.nhk.or.jp/wdoc/backnumber/detail/091106.html
タイ・メソトはミャンマーとの国境の町。この町には、ミャンマーからの避難民が逃れてきている。去年、ミャンマーを襲ったサイクロン・ナルギスで家や田畑、そして家族を失った被災民たちだ。その中の一人、ティン・ナンダーリンはヤンゴン出身の16歳になる少女。サイクロンで家は全壊。母、姉、弟と国境を越えタイに逃げてきた。父は、半年前にタイに来ている。一昨年、僧侶によるデモに参加し、迫害を逃れるためだった。ミャンマーには戻れない。しかしタイで生活を築くこともできない。父はアメリカへ一家で亡命する手続を始めていた。突然のサイクロン襲来で故郷を離れたナンダーリンは、言葉も文化も全く異なるアメリカ行きに不安を持つ。タイへの避難以降、父との再会、不安で不自由な暮らし、一家のアメリカ行きの決意、ナンダーリンの一年半にわたる取材を積み重ね、ミャンマー避難民の実状をナンダーリンという一人の少女の目を通して見つめる。激動のアジアの歴史の中、一人の少女が人生の再出発をどのようにつかみ取っていくのか、長期取材で描いていく。