黛まどかの俳句 ア ラ モード

昨日の日経新聞 春秋に載っていたので登録してみた。
黛さんって食わず嫌いだったのだ。しばし朝のメールを楽しみにして
頑張って会社へ行こう。

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▼「約束の悴(かじか)む指を絡めけり」。ひそやかな場面を包み込むのは京都の底冷えとは限らない。ロンドンでもパリでもニューヨークでも東京の寒さであってもいっこうに構わない。「衣擦(きぬず)れの音も朧(おぼろ)の躙(にじ)り口」。これは京都なのだろう。和服の衣擦れを聞いた瞬間の茶室の情景を切りとる感性が光る。風雅な春の句だ。

▼黛さんは、いじめに悩む子供たちを勇気づけようと携帯メルマガ「俳句でエール!」を無料配信している(http: //madoka575.co.jp/mm/)。週末を除く毎朝8時過ぎに届く俳句解説に心癒やされる通勤途上の大人たちも少なくない。ちなみに今朝(けさ)の配信はご本人が詠んだ「行(ゆ)きたい方へそれからのしやぼん玉」。