上川徹

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もうひとつのワールドカップ〜審判・上川徹の挑戦〜

サッカーW杯。夢の舞台で笛を吹き、試合をコントロールするレフェリーはわずか23人。その競争率は選手をもしのぐ“13万分の1”以下という超難関である。この狭き門を突破し、夢のピッチで笛を吹くことを目指す1人のレフェリーがいる。上川徹さん、42歳だ。
 1試合で走る距離は選手を上回る12km以上。その上、「判定基準は一定か」、「躊躇(ちゅうちょ)なく判定できたか」「ポジショニングは適切か」など7項目で毎試合採点される。そして厳しい最終テスト。さまざまな難関をクリアして初めて夢の舞台に立てる。
 番組では、3月後半、ドイツで行われた最終テストに密着。サッカー審判として世界に挑む上川徹さんの挑戦を追う。