多田富雄さん 日経夕刊 5/18

露の身ながら−−いのちの対話 より

でも私は書かなければならないと思っています。なぜか、といつも自問します。まだ私は希望を持っているからです。何に? 人間に、まだ絶望しているわけではないからです。また、演劇や音楽に、観念ではない力を感じているからです